訳者ノート:ビッグス、海賊を料理する(宇宙船乗りランスロット・ビッグス 第二話)

ランスロット・ビッグス第二話です。単行本版の第三章・第四章に相当します。『宇宙人ビッグスの冒険』で言うと第一部の第七章から第十章(「ビッグス、科学的なコックになること」、「海賊ヘイクはクマバチやろうであること」、「ヘイクと船長、なごりをおしむこと」、「ネズミの実験によって確かめたこと」)に相当します。

私事ですみませんが、これまで訳者にとって翻訳と苦行は同義でしたが、本作に関しては全く(前作に関してもある程は)違いました。驚くほどエンジョイしてタスクをこなせたのです。ネルスン・ボンドの文章の平明さ、ランスロット・ビッグス・シリーズの面白さ、そして訳者が『宇宙人ビッグスの冒険』を諳んじるほど読み込んでいたことの効果でしょうか。

読者の皆様におかれましても、拙訳を楽しんでいただければ嬉しく思います。

(2019年07月27日)